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新NISAでETFやアクティブファンドに積極投資

日経平均株価は34年前の最高値3万8,915円を超え、遂に4万円の大台に乗せました。

証券アナリスト達は、今後の日経平均株価の推移を上がり下がりを繰り返しながらも徐々に上昇し、年末4万3千円から4万5千円くらいまでになるだろうと予測しています。

新NISAの非課税枠を使って、「つみたて投資枠」でコツコツ毎月インデックスファンドを積み立てる資産運用と同時に、この上昇相場に乗って「成長投資枠」でETFやアクティブファンドへの積極投資も試みてみませんか。



なぜ日本や米国の株価はこんなに上昇しているか

昨年の初頭から今まで、米国や日本の株式市場はおおきな上昇相場となっています。

日経平均株価は、2023年1月時点では約2万6千円程度でしたが直近の2024年3月4日には4万円を突破し、史上最高値を付けました。

また米国株価もハイテク株を中心に上昇を続け、米国株価全体を代表するS&P500の株価指数では、この1年間で25%以上も上昇しています。

その理由はいろいろあるようですが代表的なものを挙げます。



理由その1

外国人投資家達は、経済状況が低迷する中国の株式市場から、日本や米国の株式市場へと投資資金を移しています。

いわゆる外国人よる日本株の爆買いが起きているようです。


理由その2


生成AIのブームと半導体関連企業の好業績にともなう株価の上昇。

米国では生成AIでNVIDEAの半導体が独占的に使われていて、生成AI需要からNVIDEAの業績は直近で四半期純利益7倍と非常に好調です。

その他マイクロソフトやグーグルなどのハイテク企業も大きく業績を伸ばしています。

日本では半導体製造装置や半導体試験設備などで高い技術力を持ち世界一のシェアを誇っている企業がいくつかあります。

これら半導体関連企業の業績は非常に好調で株価も大きく上昇しています。


●理由その3


日本の株価上昇の背景には、東証が主導して企業の自社株買いよるPER(株価収益率)やPBR(株価純資産倍率)の改善があると指摘されています。

さらに新NISAによる個人投資家の資金流入なども挙げられます。


●成長投資枠ではETFやアクティブファンドに投資


この上昇相場を捉えて投資リターンを多くとりたいと思いませんか。

しかし、個別株を買うのはリスクがあるし、たくさんの個別銘柄を買うとなると膨大な資金が必要です。

そこで、少額でも投資できるETF(上場投資信託)やアクティブファンドの購入を検討されてはどうでしょうか。

たとえば、現在最も注目されている半導体企業にまとめて投資したい場合には、以下のようなETFやアクティブファンドがあります。

ETF・・・

グローバルX 半導体関連-日本株式 ETF (2644)

グローバルX 半導体ETF (2243)

アクティブファンド・・・

野村-野村世界業種別投資シリーズ(世界半導体株投資)


●つみたて投資枠と成長投資枠をうまく使い分けよう


個人投資家として資産形成を目的とするには、「長期投資」と「分散投資」が基本です。

この基本ポリシーは変えず、投資リターンをなるべく多く取るために、新NISAで可能となった「つみたて投資枠」と「成長投資枠」で並行して投資する投資手法です。

「つみたて投資枠」では長期投資に向けて信託報酬が低く、広く分散投資できる「全世界株式インデックス・ファンド」や「米国株式(S&P500)インデックス・ファンド」などで毎月積立投資を行います。

一方、「成長投資枠」では現在注目されている半導体関連企業や米国ハイテク企業などのETFやアクティブファンドなどに積極的に投資をして、より多くのリターンを狙ってみてはどうでしょうか。

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